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囲われた安心感とゆったりとした時間が流れる暮らしのある家
計画地は戸建て住宅に囲まれ、隣棟間隔が近いため、プライバシーへの配慮が重要となります。建物は東側道路および南東隣地に寄せ、西北側に距離を取り、北側には地盤を60㎝下げて駐車スペース2台分を確保しました。南隅には日照を得られる庭を配置し、周囲の視線を避けるため中庭(ライトコート)とし、縁側状テラスを介してLDKと一体的に利用できるように計画しています。屋内外合わせて41畳のリビング空間は、開放感と安心感を両立し、パーティーやお子さまの遊び場など多用途に活用できます。1階はLDを中心に畳の間や独立キッチン、パントリー、水回りを効率的に配置し、家事動線にも配慮しています。2階には主寝室、子供室2室、WICを備え、ホール先に眺望を楽しめるバルコニーを設けました。外観は深い軒と緩勾配屋根によるシンプルモダンとし、落ち着きと耐候性を兼ね備えた端正な姿を提案しています。