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計画敷地は1階レベルにおいて冬場13時以降、隣家の影によって採光が無くなり、在宅の多い親世帯には不向きな条件でした。そこで配置計画と共にライトウェル(光井戸)を計画することで1階の居室にも自然光に溢れる室内空間をつくりました。
アプローチのスロープや段差のない平面計画、要所に手摺りを設けるなど、バリアフリー対応の住宅です。また、深夜電力を利用し蓄熱・放熱する床下暖房を採用することで各部屋や廊下、浴室などの室温変化が少ない温度のバリアフリー化を実現しました。
将来、賃貸としての転用を可能にするフレキシブルな構想の実現。完全分離型二世帯住宅として、各設備や音熱環境を明確に分離させた計画を提案しました。